ホスピス薬剤師への転職注意点

ホスピス(緩和ケア)薬剤師への転職注意点

あまり聞きなれない言葉になりますので、医療関係者でなければ知らない人も多いと思います。

 

ホスピスとは緩和ケアや終末期ケア(ターミナルケア)を実施する施設のことにです。状況によっては「ホスピタリティ」又は「ホスピタル」と呼ばれることもあります。ココでは薬剤師ホスピスケアの役割と仕事内容を踏まえて転職の注意点などをまとめてみましたので、どうぞ最後までご覧頂ければと思います。

 

緩和ケア薬剤師へ転職するってどうゆうこと?

 

完治を目標にする治療ではなく、症状の緩和を目的にするのが特徴的になります。

 

ホスピス薬剤師の求人・採用募集においても近年注目されていて、近年においては病院施設だけではなく在宅での緩和ケアを選択する人も多いです。在宅ホスピスのように場所を選ばない仕事とも言えるのです。

 

もちろん、ホスピスケアは薬剤師だけではなく在宅医療のプロフェッショナルである医師、看護師などの専門的な知識や経験・技術と連携する必要があります。”緩和ケアチーム”や”チーム医療”と呼ばれることもあります。そのため適性としてはチームメンバーをはじめ、患者や家族とのコミュニケーションをシッカリと密に取ることができる人材が挙げられます。人と関わるのが嫌いな方や思いやりの気持ち、些細な気遣いができない人は向いていないでしょう。人見知りの方でも熱意があれば仕事・役割を全うすることも可能になりますが、それなりの覚悟は必要になるでしょう。

 

ホスピス薬剤師の転職・就職先として挙げられるのは下記の通りになります。

 

  • 在宅医療(場所を問わない)
  • 民間病院
  • 国公立病院

 

一般的には民間の大手病院で実施されていますので、求人・募集を探す時に役立ててほしいのですが、近年においてはニーズが広がりを見せていて、

 

地方公務員や国家公務員として緩和ケア・終末期ケアをするケースもあります。ホスピス薬剤師に転職・就職するのであれば優れたエージェントが在籍している求人サイトを利用することを推奨します。個人的に探すのもいいのですが、自分の求める条件にマッチングする職場や内部事情に詳しいコンサルタントにアドバイスをもらいながら転職先を探してもらう方が成功確率はアップするでしょう。

 

ホスピス薬剤師の仕事内容・業務内容

 

何となくホスピスケア・緩和ケア・ターミナルケアに関する理解を得たところで薬剤師に求められる業務内容に具体的に説明していきたいと思います。ホスピス専門の医療施設においても民間病院・国公立病院においても役割については基本的には概ね一緒です。

 

薬の調剤・量等の調整

 

悪性腫瘍(ガン)や後天性免疫不全症候群(AIDS)の患者の場合ですと強い痛みを訴えるケースは多いです。そこで緩和ケアチームの薬剤師の役割として期待されるのが症状緩和に繋がる薬剤の提案・調整になります。副作用で吐き気や頭痛で悩まされているのであればそれを解決するための原因追及や病態検討の能力も求められています。

 

それによって患者のQOLは向上しますし、緩和ケアの質も上昇することが見込めます。そのように結果として現れるようになれば医療チームのメンバーのモチベーションにも繋がりますからね。積み重ねの努力や知識を付けるための勉強ができる人材が求められています。

 

服薬指導

 

中には副作用を恐れて「薬は飲みたくない!」と訴えるケースもありますので、非常に大変な仕事ではありますが、やりがいを感じている方も多数います。決められた時間や薬剤を忘れないで飲むように指導をするのも役割の1つになります。これは病院など医療機関で緩和ケアを受けている場合においても在宅ホスピスケアにおいても同様になります。

 

調剤報酬点数の計算及び請求業務

 

病院薬剤師としてホスピスケアを実施する場合ですと別の事務職員等が請求業務をしてくれるのですが、自営業(個人事業主・フリーランス)の場合や在宅医療のケースでは上記の業務をする機会もあるようです。

 

患者をメンタル的な部分を支える

 

終末期医療においては患者は精神的にもダメージを受けている場合が多く、時には家族の方が感情を乱していることもあります。そんな時に会話や指導によって精神的な部分を支えることができるのがホスピス薬剤師求人・募集の魅力になります。残業が多い、土日出勤などもある程度覚悟しなければ患者と寄り添うことが難しいとも言えます。

 

また、ホスピス薬剤師へ転職する時に気を付けなければいけない注意点としては自分が辛い事実に向き合わなければいけないという点になります。痛みや苦しみを訴えられることもありますが、仕事内容によって感情論になるのではなくやるべきことを進める力も必要になります。全体的に求められる資質としては精神的なタフさです。ちょっと病みやすい人やうつ病・精神疾患が治って復帰や復職を検討されている方はよく考えてから就職することをおすすめします。

 

ホスピス薬剤師の年収・給料事情ってどうなの?

 

平均年収400~500万円(推定)

 

ザックリと求人・募集などをリサーチして給与額を算出してみました。そもそも論で言えば高収入を狙うためにホスピス薬剤師に就職する方は短期で離職する確率が高いのであまりおすすめはしませんが、やはり1人の人間として特に家族を持っている大黒柱であれば生活がありますので、給料が気になるのは当然だと思います。

 

まあ、正直な話をすると薬剤師全体の平均で考えると若干低いように思えますが、求人によって結構差があるのが実情になります。中には好待遇の案件などもありますので、いろいろ探してみることを推奨します。